M-1優勝以来、大人気のお笑い芸人「トレンディエンジェル」のお2人。
お笑い芸人としてのポジションを確立するだけでなく、ハゲ芸能人としての第一人者的なポジションへ登りつつある。中でも斉藤さんはガッツリハゲなのに、セクシーとか、もしかしてイケメン?とか新しいハゲ観のシンボル的な存在になりつつある。
そんなわけでトレエンの2人が出演するテレビ番組は薄毛やハゲに関する内容も多かったりする。
過去にはAGA(男性型脱毛症)かどうかを遺伝子レベルで検査するAGA遺伝子検査を受けて、当たり前にAGA遺伝子をたっぷり持っているかと思いきや、2人とも低リスク(つまり、AGAのリスクは少ない)という結果を出し驚かせたこともある。
すでにハゲてるのにリスクないってどういうことだよ!ってね。
AGAは遺伝3、環境7で遺伝要素が強い人でも環境要素次第では薄毛の進行が遅かったり、逆に遺伝要素が低い人でも、環境次第で若くして薄毛が進行したりするってのが低リスクでも安心できない理由。
さて、そんなトレエンの斉藤さんが、2016年7月5日にテレビ朝日のバラエティ番組「中居正広のミになる図書館」に出演し、薄毛治療の医師からHARG療法を勧められてたw
中居正広のミになる図書館は、スマップの中居さんがMCで「身になる」「実になる」「美になる」情報やノウハウをお届けする番組。過去にも頭皮に日焼けで薄毛が促進するなど、薄毛関連のネタを多く放送している。
トレエン斉藤さんは忙しさのせいでここ半年で約3,000本の抜け毛がある
今回番組では、トレエンの斉藤さんがM-1優勝以来の休みナシの忙しさでよりハゲてしまった悩みを告白。
薄毛専門治療医が登場し、現在と半年前を比較。
「ここ半年で約3,000本は抜けている!」
と衝撃の事実を突きつける。写真を見比べてみてもたしかに微妙に薄くなっている。半年前にあった産毛がすべて無くなっているということらしい。
ショックを受けている斉藤さんを横目に、薄毛専門治療医は、
「このまま何もしないでいるともっと進行して、最短5年くらいで完全にイっちゃうと思う…。」
と告げる。
波平さんレベルに側頭部、後頭部の毛だけ残して前頭部、頭頂部のがすべて抜け落ちてしまうという意味らしい。
想像写真も紹介され、斉藤さんはますますショックを受ける。(そこまで変わらないと思うけど…)
何か止める手だてはないか?と聞かれ、頭皮に注射するHARG療法(ハーグ療法)を紹介するという流れ。
HARG療法(ハーグ療法)
ハーグ療法は結構前からある育毛メソセラピーの一つ。
新宿にあるHARG治療センターの院長先生が開発した治療法だからHARG療法。施術できるのはHARG治療センターの認定医療機関のみ。
細胞の成長を促すたんぱく質を注射によって頭皮に注入して、毛周期(ヘアサイクル)を正常化させて育毛を促す治療方法。
薄い患部にまんべんなく注射するので、斉藤さんレベルの薄毛の場合は大体100回くらい刺すとのこと。
ハーグ療法に限らず、育毛メソセラピーは1回の施術が大体20分~30分くらいで、決まった容量の液薬を頭皮に刺す。今まで見たメソセラピーだと、1回で数十回は刺していると思う。それを大体6回を1クールとして治療プランを組む。6回で満足できる効果が得られなければ再び1クール(6回)追加となる。
ハーグ療法に限らず、薄毛治療はほとんどが保険適用外の自己負担。ハーグ療法の場合、1回8万円となり6回で48万円。キャンペーンなどの割引などもあるけど、結構高い。
番組を観る限りでは、1回で100回刺すのか、数回で100回分刺すのかはわからないけど、斉藤さんの薄毛の状態であれば、1~2クールで済まないことは容易に想像できる。
つまり、かなりお金がかかる。
現在のAGA治療では、薬による治療と、こういった頭皮に直接注射を打つ治療と、生えているところの毛根を移植する植毛が主流となる治療方法。
メソセラピーやハーグ療法は、頭部に直接注射するのでやっぱり痛みに弱い人にはかなり苦痛を伴う治療となる。
番組で先生は、「少し痛いけど、我慢できる痛み」とおっしゃっていたが、通院が億劫になるほど痛いという人もいるので痛みの感じ方は人それぞれ。
ただ薬だけの治療では得ることが出来ないほどの効果が得られるのも事実。薬で思ったような効果が出なかった人が併用して行うことでより高い効果が期待できるということもあり、ある程度進行した薄毛の人には人気の治療法だ。
あと、AGA治療薬が使えない女性でも受けることができるので、近年増えている薄毛に悩む女性にも人気の治療法だったりする。
とはいえ、やっぱり治療費が高くなるので、なるべくならAGA治療薬だけの治療で効果を発揮したいところ。そのためにもトレエンの斉藤さんレベルの薄毛になる前に医療機関に相談して早めの対策をオススメする。