世界で唯一の植毛ロボット「アルタス」。
湘南美容外科クリニックが日本初導入してから早数年。導入クリニックも増え、認知度も高くなりました。従来の植毛よりも術後の傷跡が目立たず、スピーディーな施術で身体への負担も軽減し生着率もアップ!と良いコトずくめなアルタス。登場時は施術費用が高額だったので選択肢に入りにくかったものの、徐々に価格が下がり、今では従来の植毛以上に格安で提供するクリニックも登場。薄毛治療で植毛をする人にとっては、重要な選択肢の一つになりました。
認知された分、ネット上では様々な意見が飛び交っているアルタス。植毛ドクターの間でも賛否両論あるようで、導入していないクリニックの医師があからさまにアルタスをディスるなんて声も患者さんから聞こえてきたりします。とはいえ、薄毛治療は結果がすべて。本当に負担が少なくて、しっかり薄毛改善効果があるのであれば、是非利用したいところです。徐々に症例数も増えてきたので、本当のところはどうなのか?は徐々にわかってくるでしょう。
さて、そんなアルタス植毛に新機能が登場。その名も
「Site Making(サイトメイキング)機能」
採取したドナー(毛包)を移植するための穴(スリット)を作成する機能です。つまり、スリットメイキング機能ってことですね。
アルタスのサイトメイキング機能とは?
植毛ロボット「アルタス」は、自毛植毛するためのドナー(毛包)を正確に採取することができるロボットです。スピーディーかつ、正確にドナーを採取することで、生きたドナーを移植することができ、毛髪が植毛箇所にしっかり生着することができるというのがアルタス植毛のメリットです。
植毛施術の流れをおおまかに分けると以下のようになります。
- ドナー採取
- 株分け
- 移植箇所の穴(スリット)あけ
- 移植
細かくはヘアデザインの工程とか色々ありますけど、おおまかに分けるとこんな感じ。この中でアルタスがやってくれる箇所は1番のドナー採取だけでした。その後の「株分け」、「スリットあけ」、「移植」は従来の植毛と同じように人間の手で行っているのです。
アルタスの新機能「サイトメイキング」は、3番のスリットあけもアルタスがやってくれることになります。
アルタス「サイトメイキング機能」のメリット
アルタスのサイトメイキング機能のメリットは、以下の通り。
- 毛密度を計算し、スリットを作成するため、ショックロス※が少ない。
- 毛の生えている角度、毛流れを計算してスリットを作成するので、より高い生着率、及び植毛後の自然な髪型を実現。
- スピーディーな施術で患者の身体への負担が軽減。
- 施術者の技術や疲労による技術力低下などの影響を受けない。
ショックロスとは?
自毛植毛の術後、植毛した範囲のみに見られる既存毛、または移植した毛の一時的な抜け毛のこと。施術時のダメージや、植毛による血流の変化が原因と言われています。
アルタス「サイトメイキング機能」ができる病院は?
サイトメイキング機能はアルタスのオプション機能なので、すべてのアルタスについているわけではありません。アルタス植毛が可能でもサイトメイキング機能のオプションが使えない病院があるので事前に確認するようにしましょう。
TOMクリニック
TOMクリニックは東京の新橋と池袋にあるAGA専門病院です。
投薬治療、独自の成長因子を使った育毛メソセラピー治療の他、アルタスによる植毛施術も可能。現在行われている薄毛治療のすべての治療を受けることができます。
アルタスのサイトメイキング機能を日本でいち早く導入したクリニックでもあります。
植毛の症例については、無料カウンセリング時に写真を踏まえ説明してもらえるので、興味のある人は無料カウンセリングを受けてみましょう。
サイトメイキング機能によって、アルタスによる植毛のメリットがより増した感じです。
実際の効果や安全性、生着率の向上については、これからの症例や実績データを見る必要があるでしょう。外科手術はヒューマンエラーの要素も大きい治療ですから、そういったマイナス要素がロボットの活用で軽減でき、患者にとってプラスの結果につながれば最高ですよね。
期待しましょう。